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登山

陸前高田で山のぼり

陸前高田には、初心者でも挑戦しやすい山がたくさん!
登る山によって眼下に見える街の風景が異なり、また季節ごとにいろんな植物を見ることができるため、いつ登っても違う山の表情を楽しめます。
それを自分のカメラにおさめるのも、山のぼりの醍醐味です。

おすすめの山

陸前高田は山と海の両方の自然の恩恵に恵まれたまちです。
頂上に上って海を眺めたり、周りの山々を眺めたりすることができます。

氷上山
氷上山(ひかみさん)標高:874m

氷上山

陸前高田市と大船渡市にまたがる山。昔から地元住民に霊山・神山として信仰されています。 地元の子供たちが学校の授業や行事で登ったり、秋には家族で紅葉を楽しみに行ったりと、初心者でも登りやすい、生活のすぐ隣にある山です。
9合目には祈祷ケ原(きとうがはら)という原っぱが広がっており、その芝生にゴロンと寝転がって美味しい空気とお弁当を味わうことができます。
氷上山 / 氷上山登山マップ

箱根山
箱根山(はこねやま)標高:447m

箱根山

米崎町と大船渡市末崎町に隣接する山。
木工体験を楽しめる「杉の家はこね」、子供たちが思いっきり遊べる「ローラー滑り台」や「わんぱく広場」があり、住民からは“市民の森はこね”として親しまれています。
また気仙大工という伝統的な職人集団の技を見学できる「気仙大工左官伝承館」、広田湾を一望できる「箱根山展望台」があり、陸前高田の有数の観光スポットにもなっています。
また、市民の森はこね入り口に向かう上り坂の途中には、高田松原を再生するための苗木を育てている苗木畑があります。
箱根山・市民の森 / 杉の家はこね・希望の庭気仙大工左官伝承館

原台山
原台山(はらたいさん)標高:894m

原台山

陸前高田と一関にまたがる山。
名前の由来はアイヌ語の「ホロ(大きい)・タイ(山、林)」であるという一説があるとおり、市内で最も標高が高い山です。
地元住民が中心となって整備を行い、登りやすい、整った山道を保っています。
山つつじなど、高山植物を楽しみに登るのがおすすめ。

山のたのしみ

季節ごとにみて楽しむ、食べて楽しむ

陸前高田の山は降雪量が少ないため、冬でも登山が可能!
春、夏、秋、冬とオールシーズン登山を楽しめるのもこの地域ならではです。
登る季節に合わせて異なる草花が楽しめるのはもちろんのこと、山で食べる山ごはんも、季節ごとに違う味わいを満喫できます。

山で人々と出会う

地元の学生が授業で山登りに来ていたり、お母さんがたが山菜を採りに来ていたり。
山では人とすれ違う際挨拶をするのがマナーであり、また地元の人と触れ合えるチャンスです。
氷上山には登奈孝志となこし荘という山小屋があり、毎年そこで初日の出を待つファンもいます。
薪ストーブで暖を取りながら、会話をしたり、訪れた方が書いて行った日記帳を読むのもオツ。訪れたら是非、一言書き込んでくださいね!

じゅんび
  • 天候対策の装備を整えましょう

    山は天候の変化が激しい場所。急な雨の対策として傘、雨がっぱ等をご準備ください。
    特に秋口は温度差が激しいので、日中暑くても、頂上に着いたときに寒いということがないように防寒具も忘れずに持っていきましょう。

  • 水分補給はしっかりと

    体を激しく動かす登山。熱中症や脱水症状の対策に、こまめな水分補給を心がけましょう。
    体調に何か変化があったら、無理をしないこと。すぐに引き返すか、救助の連絡をしましょう。

  • 捻挫防止に備えてテーピングを

    山道にはたくさんの石や草木が生えていて、登りづらい場所もあります。動きやすく、履きなれた靴で登りましょう。
    登山の前には足を伸ばしたり、体をひねったり、軽いストレッチをしてから登ることをお勧めします。万が一足をひねった場合の応急処置として、テーピングをご準備ください。

  • 熊よけ鈴をつけましょう

    岩手県にはクマやシカなど、いろんな動物が生息しています。陸前高田でも稀に熊の目撃情報が寄せられています。山道でばったり遭遇!なんてことがないよう、熊よけ鈴をつけて山に登りましょう。

山登りの達人
菅野勝也さん
毎月いろんな山に登る超人!ご自身のカメラには登った時の美しい草花や人々の笑顔がたくさん。
「すずらん山の会」に所属し、陸前高田の山に精通するエキスパートです。

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