2025年1月25日(土)~3月30日(日)
特別展「陸前高田のオシラサマはいまー令和に伝える謎の民間信仰ー」
〇開催内容(以下、陸前高田市HPより引用)
オシラサマは東北地方を中心に古くから伝わる神体です。現在もその信仰の起源や本質は明らかとなっておらず、謎の民間信仰としてこの地方に息づいています。
柳田國男氏の「遠野物語」(明治43年)によって広く世の中に知られるようになったオシラサマですが、昭和63年および平成18年の当博物館の調査により、陸前高田市内では106世帯が所有していることが明らかとなり、県内のみならず全国でもオシラサマが伝承されている地区では第1位となっています。
しかしながら社会構造や生活様式の変化、あるいは世代交代の中で、伝統的な習慣やその知名度が失われつつあることも事実です。
さらに平成23年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震津波によって、所有世帯への直接的な被害や所有者の転出等によって、信仰や保管の状況が大きく変わることとなりました。
震災後のオシラサマの所有状況と習慣及び信仰の形態の変化の調査を行い、地域の文化の記憶とその継承の重要性を次の世代に伝えるため、当博物館三度目のオシラサマ特別展を開催します。
〇開催日時
令和7年1月25日(土曜日)~3月30日(日曜日)まで
※月曜日休館 祝日の場合は翌平日
〇展示構成
・オシラサマとは
・いろいろな姿のオシラサマ
・オシラサマと震災
〇観覧料
無料
〇会場
陸前高田市立博物館 企画展示室
〇お問い合わせ先
陸前高田市立博物館
電話:0192-54-4224
ファックス:0192-54-4225
郵便番号:029-2205
岩手県陸前高田市高田町字並杉300番地1