【震災・復興】震災遺構 下宿定住促進住宅
下宿定住促進住宅
下宿定住促進住宅は、高田松原津波復興祈念公園が面している国道45号線沿いの東側にある5階建ての市営住宅です。
下宿定住促進住宅を襲った津波の高さは14.5m。
津波は4階部分までを完全に水没させ、5階の床面まで押し寄せました。
こちらは現在立ち入ることができませんが、「津波の高さを伝える遺構」として保存されています。
◆陸前高田市の震災遺構について
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見学について
下宿定住促進住宅は近くまで車で行くことができ、一般の方でも自由に見学することができます。(建物の周囲には柵が設置されているので、柵の外側からの見学となります)
車でお越しの方は、建物裏手にある駐車場をご利用ください。(お手洗いもあります)
下宿定住促進住宅にあるミズアオイ
ミズアオイは、岩手県で絶滅危惧Ⅰ類に指定されている水草です。
むかしは水田や沼地、池、河川の下流域などに広く生育していましたが、現在は除草剤や農地整備、河川改修などによって激減し、環境省RDBでも準絶滅危惧に指定されています。
東日本大震災の津波により、えぐられてでききた湿地でこのミズアオイが確認され、現在では下宿定住促進住宅の近くにあるビオトープ(観察池)内で保全されています。
ミズアオイの場所についてはこちらから
「あるこうえんMAP」(外部サイト)
- 所在地
- 〒029-2205 岩手県陸前高田市高田町下宿34−5