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旬味旬彩 鮨まつ田

たかたのうまいもんつかって〼対象店です!

地場産品メニュー

①日替り丼、②地魚丼(平日のみ)、③握りの鮨ネタ ※いずれも気仙沼市場に上がった魚を使用、その他夜のみ提供のメニューあり

お店からのメッセージ

当店では毎日市場に足を運びその日に上がった新鮮な魚介類を仕入れております。その時期の美味しいものを食すことにより、四季の味を目や舌で楽しみ、五感で味わえる”口福のひととき”を堪能していただきたいです。

―2020年10月21日開店の鮨屋

陸前高田市の中心市街地にある陸前高田駅から徒歩6分、2020年10月21日「旬味旬彩 鮨まつ田」が新しく開店した。清潔感があり、木の温もりを感じられる店内には、旬の魚をはじめ新鮮な魚介類が並ぶ。
宝石のようにキラキラと輝く魚を新鮮なまま頂くことができるのは、親潮と黒潮が交わり豊かな漁場を形成する三陸ならではのこの上ない贅沢だ。
「旬味旬彩 鮨まつ田」の魅力はどこにあるのか。店主の松田さんにお店にかける想いを伺った。

―飽くなき探求心

松田さんは陸前高田市出身。同市の広田水産高校を卒業後、「株式会社気仙沼あさひ鮨」に入社し、入社後2年間は気仙沼で修業を積んだ。その後は仙台駅前店に異動し23年間腕を振るい続けた。26歳の時には米国・サンフランシスコに1か月半勤務し、外国人の方をもてなした経験もある。味だけでなく、見た目の彩りも追及することの原点は、気仙沼や仙台のあさひ鮨で培われた経験が基になっているという。
また日々の忙しさに追われながらも、貪欲に自ら調理やお酒の勉強もした。国家資格である専門調理師(師範)やワインコンシェルジュ、利き酒師の資格を取得し、お客様への提案の幅を広げていった。
仙台に勤めていた際にフレンチのシェフに教えてもらったという自家製チーズは、お客様からも「美味しい!」と好評だ。「軽めのチーズなのでワインにも日本酒にも合いますよ」と松田さんも自信を持っている。

―故郷への想い

仙台で順調にキャリアを積んでいた最中、東日本大震災が発生。故郷の陸前高田市は被災し、多くの被害を受けた。
「三陸の魚は本当に美味しい。三陸の良さをもっと多くの人に知ってもらいたい。」という想いから、震災後に陸前高田に戻って、自分のお店を持ちたいと強く考えるようになった。震災後すぐにお店を構えることはできなかったが、仙台や大船渡で働きながら開店準備を行い、2020年10月に陸前高田にお店を構えることができた。

―アットホームなお店でありたい

どのようなお店を目指しているのかを松田さんに伺った。
「鮨屋はどうしても敷居が高いと思う方が多いかもしれないけど、若い人や家族連れの方にも気軽に食べに来てほしいですね。」と松田さんは語る。
また鮨まつ田では、小さなお子様がいる家族でも食事を楽しめるようにと、子ども用の座イスや子ども向けのメニューも用意している。さらに車椅子を使う方でも入店しやすいように店内入口までにスロープを設置し、店内の段差はなくして通路を通りやすいように幅を広く設計したという。

「誰でも気軽に来れる、アットホームなお店が理想です。」

―鮨まつ田のこだわりとは

「地元三陸産で、且つ旬の魚をお出しすることにこだわっています。三陸の魚は多種多様で本当に美味しいですし、お客様にも是非味わってほしいです。」
「また不定期ですが千葉や長崎・五島列島の知り合いの漁師さんから珍しい魚を仕入れることもあります。三陸沖では水揚げがされない珍しい魚を食べれた!と地元の方にも喜んでほしいですね。」と松田さんは語る。
魚だけでなく、お皿にも松田さんの想いが込められている。備前焼と伊賀焼で作られたお皿は松田さんのオーダーメイドだ。鮨や魚料理に合う最高のお皿を求めて色々なお店を巡り、松田さんが良いと思ったお皿はお店の人にお願いをして、高さや大きさなどを測らせてもらったという。
「食べて美味しいだけでなく、お皿も盛り付けも含めて見た目も楽しんでほしい」という松田さんのおもてなしの想いを感じることができるだろう。

オーダーメイドの備前焼と伊賀焼のお皿

―是非食べてほしい一品は

「地元三陸産の魚を使った地魚丼です。」
旬味旬彩と店名にあるように、地魚丼ではその時期に最もおいしい旬の三陸の魚を堪能できる。その日の朝に仕入れた地元の新鮮な魚を使うため、丼のネタもその日によって変わる。まさに一期一会の一品である。
※地魚丼は平日限定メニューです。

ただそんな地魚丼にも必ず入っているネタがある。地元三陸産の「アナゴ」だ。
松田さんのこだわりは、仕入れの段階から始まる。朝に市場に行き、身が大きいアナゴだけを仕入れることにこだわっている。お店に戻った後は捌いた肉厚のアナゴを煮て味を染み込ませ、注文が入ってから火でアナゴを炙る。煮て、炙ることで柔らかいアナゴに香ばしい香りが付き、身も香りも見た目も美味しい地魚丼が完成となる。松田さんの経験と技術と想いを詰め込んだ地魚丼は、是非多くの方に食べてほしい至極の一品だ。

地魚丼(小鉢・ミニ茶わん蒸し・吸物付き) ¥1,500 ※写真は丼のみ

―安心安全に食事を楽しんで頂くために

鮨まつ田ではお客様が安心して、安全に食事を楽しんで頂くための感染症対策も行っている。
店内のアルコール消毒・除菌、店内の換気はもちろんのこと、店内入り口に消毒用のアルコールや空気清浄機を設置。カウンターには飛沫防止用のアクリルボードも置く予定になっている。

消毒用のアルコールスプレー    子ども用のイスと空気清浄機

―高田旅ナビを見ている人へ

「陸前高田にこんなに美味しいものがあったんだ!と思ってもらえたら、帰った後にご家族やご友人の方に伝えてほしいです。そしてまた陸前高田に行こうという気持ちになってもらえたら嬉しいですね。」

旬の三陸産の魚を彩り良く、新鮮に、どんな人でも楽しめる。
様々なこだわりや工夫がなされている鮨まつ田に足を運んでみてはいかがだろうか。

 

席数
20席
店舗情報
アクセス:JR陸前高田駅から徒歩6分 個室:6人席×1、4人席×1、2人席×2(2人席をつなげて4人席も可能。または個室を全てつなげて14人席も可能。) カウンター:6席 喫煙:室内禁煙 子ども用メニュー:お子様寿司(マグロ/サーモン/ムシエビ/イナリ/イソッ子/玉子/オレンジorリンゴジュース) 子ども用イス:3席 クーポン:陸前高田市プレミアム商品券 支払方法:現金
おすすめ商品
地魚丼(その日に市場で水揚げされた新鮮な旬の魚と、こだわりの三陸産アナゴを乗せた一品。)※平日のみ提供
席予約
可(電話予約)
店休日
火曜日(火曜日祝日の場合は営業、翌日水曜日が定休日となります)
営業時間
ランチ:11:30~14:00 ディナー:17:30~21:00
所在地
陸前高田市高田町字荒町102-10
駐車場
5台(満席の場合は陸前高田商工会の駐車場に駐車可能)(商工会住所:陸前高田市高田町荒町38)
電話番号
0192-22-7839
URL
https://www.sushi-matsuda.com/

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