Café 彩葉
●目の前の大自然に抱かれて
広田半島の突端にある景勝地”広田崎”の近場にひっそりと佇む古民家カフェ。
海まで歩いて数分という立地で、カウンターに座ると視界の限り太平洋が広がる。波の音を聞いたり、夕陽を眺めたりしながらの一服は至福のひと時だ。
●お客様と共に広田町を好きになれる場所
こちらは、広田町を拠点に教育プログラムやまちづくりなどに取り組んでいるNPO法人SETのメンバーが中心となって営んでいる。
オーナーの野尻さんは、学生の頃からSETのメンバーとしてたびたび広田町を訪れているうちにその魅力に惹かれ、2017年にはついに東京から移住。
元々SETメンバーの活動拠点としてお借りしていた古民家を、地域の方々の協力を仰ぎながらリノベーションし、2018年6月にオープンさせた。
「広田町をもっと好きになる空間」を創りたいとの思いを胸に、家事や子育てで忙しない日々の中でも「自分のための時間」、「大切な人と分かち合う時間」を過ごしてもらえるようなお店づくりに励んでいる。
左:菜食ランチセットを提供している煙山 美帆さん
右:オーナーの野尻 悠さん
上:野尻家で飼っている”さんご”ちゃんは彩葉にも登場
下:月替わりの自家製パンを担当している高橋 理沙さん
●多様な人と一緒に育てていきたい
オープン当初は週1日の限定だったが、運営メンバーが増えるにつれて、ランチセットや自家製パン、スイーツなどの提供もスタートし、現在は週3日営業になった。
また、英語教室や雑貨作り体験など地域の人と連携して様々なイベントを開催していて、その度にお客様の輪が広がっているようだ。
食事メニューやイベントの予定は月ごとに変わるため、SNSのカレンダーを確認してみて欲しい。
イベントの共同企画、貸切り利用なども受け入れていきたいそうなので、アイデアがあればぜひ問い合わせしてみては?
上:常時提供している手作りスイーツ担当の有田 麻梨奈さん(写真はジンジャー豆腐ブラウニー)
下:ある日の菜食ランチプレート