【史跡】玉山金山遺跡
平泉の中尊寺はこの金山の金を使って建てられたといわれています。玉山金山は規模も大きく、産金量も多く繁栄を極めた史実と伝説に彩られた気仙地方の代表的金山です。いくつも金を掘った抗の跡や、そこで働いていた人たちの住んでいた跡や神社があります。
玉山金山は、天平年間(729~749)僧行基によって発見されたと伝えられています。「行基菩薩腰掛岩」は行基がこの地に立ち寄って休息をした時に腰を掛けた岩といわれており、その他にも千人抗の「オソトキ伝説」など、さまざまな伝説が残されています。