【震災・復興】震災遺構 奇跡の一本松
奇跡の一本松
かつて高田松原にあった約7万本の松林のなかで、東日本大震災の津波に耐えて奇跡的に残った一本の松があります。
その松は大津波に耐えて残った姿から「奇跡の一本松」と呼ばれ、復興への「希望の象徴」となりました。
樹齢は173年。高さは27.5mもある奇跡の一本松は、残念ながら震災の翌年の2012年5月に枯死が確認されましたが、復興のシンボルとして後世に受け継ぐために保存整備を行い、現在は「モニュメント」とし当時と同じ場所に立っています。
◆陸前高田市の震災遺構について
陸前高田市のページへ(外部サイト)

やなせたかし画「ヒョロ松君」
奇跡の一本松の足元付近にあるモザイクスタイルは、アンパンマンの生みの親であるやなせたかし氏が描いたイラストを基に製作しています。
東日本大震災の大津波に唯一耐えた松の木に深く感銘したやなせ氏から、塩害により枯死した一本松の保存整備のための「奇跡の一本松保存募金」に多大なご支援をいただきました。

見学について
奇跡の一本松は、「高田松原津波復興祈念公園」の中にあります。
見学の際は、奇跡の一本松のすぐ近くまで行くことができ、どなたでも自由にご覧いただけます。
見学場所へは、「道の駅高田松原」の駐車場から徒歩での移動となります。
※車で近くまで乗り入れることはできませんのでご注意ください。
道の駅から奇跡の一本松までは、徒歩で片道約10分ほどです。
◆ ガイド付きを希望される方はこちら
高田松原津波復興祈念公園パークガイド(団体様向け)
グリスロ de パークガイド(個人の方向け)
車でお越しの方
・道の駅高田松原、東日本大震災津波伝承館の駐車場をご利用ください。(無料、台数136台、大型バス33台)

・道の駅高田松原の右側方向に砂利の駐車場もございますのでご活用ください。(こちらの駐車場が奇跡の一本松まで一番近い駐車場となっております)


公共交通機関を利用される方
・最寄り駅はJR大船渡線BRT「奇跡の一本松駅」です。
・降りてすぐの場所に、東日本大震災津波伝承館と道の駅高田松原があります。
・ほか詳細は下記リンクよりご確認ください。
アクセス:高田松原津波復興祈念公園 国営追悼・祈念施設(外部サイト)
ご見学に際しての注意
・奇跡の一本松がある場所は津波の浸水区域です。揺れを感じたらすぐに避難をしてください。(避難場所:陸前高田市立気仙小学校)
・車椅子をご希望の方は、道の駅高田松原で無料貸出を行っております。
・公園内の情報についてはこちらよりご確認いただけます。
高田松原津波復興祈念公園(全体)についての情報(外部サイト)
【周辺情報】
高田松原津波復興祈念公園内
● 東日本大震災津波伝承館(いわてTSUNAMIメモリアル)
● 道の駅高田松原
車で約5分(約1.9km)
● 発酵パーク CAMOCY
● 陸前高田市市立博物館
● 中心市街地 まちなかテラス周辺
- 所在地
- 〒029-2204 岩手県陸前高田市気仙町砂盛176−6 高田松原津波復興祈念公園内
- 駐車場
- 道の駅高田松原