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【観光施設】みんなの家

2022年9月27日更新
みんなの家はまだ開館しておりません。
10月初旬頃の開館を予定しておりますので、開館前は立ち入ることのないようお願い申し上げます。

みんなの家は、東日本大震災後に「人が集う場所」になることを目指して陸前高田市内に建設された建物です。

設計は伊東豊雄氏、乾久美子氏、平田晃久氏、藤本壮介氏の4名の建築家による共同設計で、元サッカー日本代表の中田英寿さんや、国内外の個人・団体から資金や資材の提供を受けて建設されました。
津波の塩害で立ち枯れした杉の丸太を柱にして、階段をらせん状に外周を回すように設置した木造建築で、第13回​ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展では、この設計・建設プロセスを展示した日本館が最高賞の「金獅子賞」を受賞。国際的にも注目を集めた建築物となりました。(現在バルコニーと物見台には立ち入りができません。)

みんなの家は2016年に復興工事のため一時解体されていましたが、現在は場所を変えて「おかず屋和笑輪(わわわ)」の隣に再建されています。
イートインスペースとしての機能も持ち、おかず屋和笑輪で購入した料理を建物内でお召し上がりいただけます。もちろん建物内で一休みをするも良しの場所です。

著名な建築家の息遣いを感じながら、みんなの家でゆっくりと過ごしてみるのはいかがでしょうか。

「中心市街地に再建された”みんなの家”」

「左奥が”みんなの家” 右手前が”おかず屋和笑輪”」

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