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手足をのばしのんびりお湯につかったあとは、ご自分で料理のウデをふるうのもよし。当館が真心を込めてご調製する味覚に舌鼓を打つもよし。
近くの矢作川で清流のせせらぎを聞きながら、のんびり釣り糸をたれるのも楽しみのひとつです。
素朴なぬくもりに満ちたひとときが、あなたの心と体をゆったりとほぐします。

2025.4.1更新

黒崎仙峡温泉は設備メンテナンスのため4/1より臨時休業しております。最新の情報は黒崎仙峡温泉ホームページをご参照ください。

時々刻々、いろいろな表情を見せてくれる海。黒崎仙峡温泉は、のんびりお湯につかりながら、太平洋の雄大な景観も楽しめるくつろぎスポットです。三陸復興国立公園のふところに抱かれて温泉を満喫した後は、遊歩道の散策や海の大パノラマを存分にお楽しみください。

また、館内にある食堂さんきょうでは、広田湾で獲れた新鮮な海産物を使用したメニューを提供しています。夏になるとその日に獲れたウニを使った「生ウニ丼」が販売され、多くの入浴客のお腹と心を満たしています。

なおこの施設は「みちのく潮風トレイル」のルート上にあり、広田半島をぐるっと回ってきたハイカーの憩いの場ともなっています。

黒崎仙峡温泉公式ホームページ

http://www.kurosaki-onsen.com/

住所   陸前高田市広田町黒崎9−41

電話番号 0192-57-1126

開館時間(2023年7月1日より) 温泉:10:00~20:00 食堂:平日10:30~14:00,16:00~20:00 土日祝10:30~20:00

休館日  水曜日(水曜日が祝日の場合は祝日でない直近の日)

「みちのくGOLD浪漫~黄金の国ジパング、産金はじまりの地をたどる~」として2019年5月に文化庁から日本遺産に認定された「玉山金山」。
その鉱脈から湧き出る湯を存分に楽しめる入浴・宿泊施設です。
氷上山の登山口にあることから、汗を流し、疲れを癒すオアシスとして、多くのハイカーや登山愛好家にも親しまれています。

 

紹介動画

気仙大工左官伝承館

陸前高田市の小友町の箱根山にある伝承施設。

この施設では、囲炉裏の温かみを感じながら、気仙大工に関することを学ぶことができ、お抹茶を楽しむことができます。

気仙大工左官伝承館は、気仙大工左官の優れた建築技法を後世に伝えるためにこの場所に建設されました。
建物は明治初期の気仙地方の民家を想定し、当時の建築様式により材料はすべて地元材である気仙杉などを使用しています。母屋は木造平屋茅葺で、大黒柱や丑もち梁は太い材料を使用、重厚な小屋組と広々とした間取りは往時の人々の生活を偲ばす造りとなっています。



 

気仙大工とは

陸前高田市小友町が発祥の地といわれる気仙地方の大工の集団です。
その足跡は江戸時代にまでさかのぼり、農民が生活を支えるために建設関係の仕事に従事し、次第に独自の技能集団が形成されました。家大工でありながら神社仏閣の建設も手がけ、さらには建具や彫刻までもこなす技量を持ち合わせ、全国的にもその技術力は高いと言われています。


 

おすすめの縁側セット

おいしいお団子と抹茶を堪能しながら、夏は縁側で冬は囲炉裏を囲みながらほっと一息。
まさに至福のひとときになること間違いなしです。お話のお願いすれば、管理人さんが囲炉裏端で気仙大工の歴史や技術、海や山とともにあった昔の暮らしぶりを、味わいのある気仙弁で語ってくれるのも一興です。


敷地内では、桜やベニヤマボウシ、アジサイなど、四季折々の花々や風景を楽しむことも。
また展示室では、さまざまな大工さんの道具や、木のおもちゃなどを見ることができ、となりには売店もあるのでお土産を購入することもできます。


 

3.11希望の灯り

1995年1月17日に起こった阪神淡路大震災を機に神戸市につくられた「1.17希望の灯り」。2011年の東日本大震災で被災した方々のために同年12月に分灯され、この気仙大工左官伝承館の敷地内に設置されたガス灯です。
震災で失われた犠牲者の追悼と、復興への願いが込められています。


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気仙大工左官伝承館の施設案内はこちら
 

周辺情報

箱根山展望台・市民の森「わんぱく広場」(見学・遊ぶ) 車で約3分(市民の森は徒歩2分)
杉の家はこね(見学・体験施設) 車で約3分
箱根山テラス(宿泊・カフェ) 車で約3分
 

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建築めぐり(スタンプラリー)
 
 

平泉の中尊寺はこの金山の金を使って建てられたといわれています。玉山金山は規模も大きく、産金量も多く繁栄を極めた史実と伝説に彩られた気仙地方の代表的金山です。いくつも金を掘った抗の跡や、そこで働いていた人たちの住んでいた跡や神社があります。
玉山金山は、天平年間(729~749)僧行基によって発見されたと伝えられています。「行基菩薩腰掛岩」は行基がこの地に立ち寄って休息をした時に腰を掛けた岩といわれており、その他にも千人抗の「オソトキ伝説」など、さまざまな伝説が残されています。

気仙隕石は、嘉永3年(1850年)に陸前高田市気仙町にある長圓寺の境内に落下した、日本最大の石質隕石です。落下当時、この隕石の重量は、36貫(135Kg)であったと記録されています。昭和51年、落下地点に、天隕石降落之碑が建てられました。当時の村民がお守りとして、また研究家、コレクターによって削り取られた隕石は、現在106Kgとなり、国立科学博物館に収納・展示されております。

 

矢作町生出の「白糸の滝」の上流部にひっそりと佇む閑董院(かんとういん)。

真言宗の高僧・宥健(ゆうけん)法印は、元和6年(1620)に陸前高田でまん延した疾病を鎮めるため、21日間ものあいだ五穀を断ち祈願し続け、入定しました。その徳をしのんだ人々がこの地にお堂を建立し、宥健法印を祀ったとされています。

現在のお堂は、明治23年(1890年)に末崎村の古沢幸作棟梁を中心とした地元の気仙大工と、彫刻を担当した山形県の高山専蔵らが共同で造り上げたものです。
職人として卓越した見事な仕上がりとなっており、陸前高田市指定有形文化財となっています。

氷上神社の創建は定かではありませんが、氷上山にある衣太手、登奈孝志、理訓許段の三社の里宮として現在地に鎮座されました。
氷上山は古来から信仰の対象となっており、「日の神」または「火の神」から現在の「氷上」に転じたとも言われています。気仙総鎮守。

現在の拝殿は明治14年に気仙大工によって建設されたものです。

奥州三十三観音二十九番礼所。
杉の巨木の参道を昇っていくと、曹洞宗の古刹海岸山普門寺があります。
静寂な佇まいを見せる庭の奥には「三重塔」があり、各層とも軒の意匠に工夫が凝らされていて、気仙大工の独特な技を見ることができます。
また震災前から存在していたものだけでなく、長野県長野市の善光寺が制作した「親子地蔵」や、全国の人々が制作した「五百羅漢」、ギネス記録にも認定された「ねがい桜」など、震災後に新しく作られたものもあります。
三重塔は県指定有形文化財、境内のサルスベリは県内最大木で県指定天然記念物となっています。

【三重の塔】
1591年、1867年に発生した火災では書物などが焼失したものの、三重の塔は被害を免れたといいます。
現在の三重の塔は1809年に建築されたもので、12.5mの高さを誇ります。
各層軒が異なる繊細優美な意匠で統一され、陸前高田が発祥の地といわれる名工の気仙大工の技を見ることができます。
三重の塔は文化的・資料的な価値を認められ、1975年に岩手県指定有形文化財に指定されました。

 

【親子地蔵・見守り地蔵】
親子地蔵は、震災の犠牲者の鎮魂を祈り、高田松原の倒木を使って長く残るものをという想いで制作された地蔵様です。
長野県長野市の善光寺が制作し、母地蔵と子ども地蔵が普門寺に、父地蔵が長野市の善光寺に安置されています。
夏には「地蔵盆」が開かれ、善光寺の大人地蔵が陸前高田に里帰りします。

 

【五百羅漢】
杉並木の参道を抜けると、表情豊かな500体の羅漢像を見ることができます。
2013年に発足した陸前高田「未来への記憶」プロジェクトが中心となり、震災の犠牲者の供養と、石を打つことで悲しみやトラウマを癒す目的で制作された羅漢像は、2013年から毎年8月に制作会が開かれ500体制作されました。
制作会には全国から参加者が集まり、1人1人が各々の想いを込めて羅漢像を制作。笑顔のものや、悲しげな顔をしているもの、祈りをささげているものなど、表情豊かな羅漢像からは人々の想いを感じることができます。 

【ねがい桜】
東日本大震災で犠牲になった御霊を祀るために作成されたつるし飾りが「ねがい桜」です。
商工会の女性部が中心となり、二度と散ることのない布地の桜に犠牲者への祈り・思いの言葉を記した紙を入れ、東日本大震災で亡くなった方々と行方不明の方々と同じ18,430個を作成されました。
2019年4月には、ねがい桜の「つるし飾り数」がギネス世界記録に認定され、現在は普門寺の本堂に設置されています。
現在、ギネス記録は更新されてしまいましたが、二度と散ることなく、色鮮やかで、様々な人の想いが込められたねがい桜は必見です。(高さ:約4.5m 重量:150kg)

 

【サルスベリ】
普門寺のサルスベリは岩手県の天然記念物に指定されており、延宝年間(1680年頃)普門寺第八世薹翁寒昜和尚が中国の天童山から持ち帰って植え付けたものと伝えられています。
樹高6メートル、樹齢はおよそ300年以上といわれており、毎年8月頃に紅色の綺麗な紅色の花を咲かせて見ごろを迎えます。

陸前高田市にある氷上山(ひかみさん)は、標高874mの緑豊かな山で、古来から住民の信仰の対象として畏敬されてきた山です。

山頂からの大パノラマは絶景で三陸のリアス式海岸、そして遠くは宮城県気仙沼市の金華山も望むことができます。
春のスズラン、初夏のツツジ、秋の紅葉、季節ごとの草花を楽しむこともができ、地元の人は元旦の初日の出を見に登るなど、手軽なハイキングコースとなっています。

登山の際には、熊への対策としてラジオや熊鈴を携帯するなど最低限の対策をとり、十分にご注意いただきますようお願いいたします。
また、火気の使用は、氷上山9合目の祈祷ヶ原にある「登奈孝志荘(となこしそう)」にてお願いいたします。

登山コースは全部で3種類。
初心者でも登りやすい「中央コース」や、慣れた人向けの「すずらんコース」など、登りと下りでコースを変えられるため、自分なりに何度でも楽しく登山することが出来ます。

🔶中央コース(初級コース):祈祷ヶ原まで約50分
🔶玉山コース(中級コース):祈祷ヶ原まで約70分
🔶すずらんコース(中級コース):祈祷ヶ原まで約90分
【※祈祷ヶ原とは/9合目地点にある地点の名称です】

氷上山登山MAPはこちら
 

登山に疲れたら、近くの温浴施設「玉乃湯」でひとっ風呂!
お食事や個室利用もできるため、疲れをじっくり癒すことができます。

ほか登山についてはこちらから!

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